米Hewlett-Packard(HP)は現地時間2011年2月23日、企業向けノートパソコンの新機種を発表した。新たな設計フレームワークを採用し、LEDバックライト付きHD(高画質)対応ディスプレイを搭載する。「HP EliteBook 8460p」「同8560p」など全10機種を3月15日に米国で発売する。

 HP EliteBook 8460pと同8560pは、耐久性に優れた筐体「DuraCase」を採用。米Intel製「Core i7」クアッドコアプロセッサまたはデュアルコアプロセッサ、あるいは「Core i5」「Core i3」デュアルコアプロセッサを内蔵する。HDD(ハード・ディスク・ドライブ)またはSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を選べる。

 14インチディスプレイの8460pは重量が4.56ポンド(2.07kg)で、1回の充電当たり連続駆動時間は最長32時間、価格は999ドル。15.6インチの8560pは、重量が6.10ポンド(2.73kg)、価格は1099ドルとなる。

 また「HP ProBook bシリーズ」として、13.3インチの「6360b」、14インチの「6460b」、15.6インチの「6560b」を投入する。Core i7、Core i5、Core i3デュアルコアプロセッサまたはCeleronプロセッサを搭載する。価格は799ドルから。

 小企業向けの「HP ProBook bシリーズ」は12.1インチから17.3インチの「4230s」「4330s」「4430s」「4530s」「4730s」を揃えた。価格は579ドルから。

 米メディアの報道(InfoWorld)によると、今回発表した新製品では、簡単にファン、HDD、メモリー、ネットワークモジュールを取り外しできる構造を採用した。パネルを1枚開けるだけでメモリー増設や部品交換などが手軽に行える。

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