写真1●ピーシーエッグの音声投稿サービス「コエロク」の登録画面
写真1●ピーシーエッグの音声投稿サービス「コエロク」の登録画面
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写真2●投稿された音声メッセージの例 三角ボタンをクリックすると再生できるほか、画面下部のボタンからTwitterやFacebookへの投稿が可能となっている
写真2●投稿された音声メッセージの例 三角ボタンをクリックすると再生できるほか、画面下部のボタンからTwitterやFacebookへの投稿が可能となっている
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 ピーシーエッグは2011年2月22日、電話を使って専用Webサイトに音声メッセージを投稿できる音声投稿サービス「コエロク」の提供を開始した。投稿した音声メッセージへのリンクをTwitterやFacebookに投稿して共有できる「ソーシャル対応」が特徴となっている。事前のユーザー登録などは不要で、同サービスのWebページから無料で利用できる。

 音声メッセージを投稿するには、まずWebページ上部にある「投稿する」というリンクをクリックして投稿用ページ(写真1)を開く。開いたページで名前(ハンドル名)や音声のタイトルなどを入力し、「登録する」ボタンをクリックすると、専用の電話番号を表示して同サービスが投稿を受け付ける状態になる。この番号に電話をかけてメッセージを吹き込むと、音声ファイルとしてWebページ上に登録される(写真2)。

 なお、メッセージを吹き込む際には、登録時にユーザーが指定した電話番号からかけるか、指定しなかった場合はサービスが投稿を受け付ける状態になったときに指定される「PIN番号」を入力する必要がある。投稿の削除用キーも登録できるようになっており、不要となった音声メッセージを後から自分で削除したり、メッセージを聞かせた相手に削除してもらったりできる。

 投稿した音声は、(1)Webページ上のリンクをクリックして再生する、(2)指定された電話番号に電話をかけて聞く、(3)MP3形式のファイルとしてダウンロードして音楽プレーヤなどで聞く---という3通りの方法で聞くことが可能。自分のブログやWebページにスクリプト形式で「声を貼り付ける」機能も用意している。

 ソーシャル対応については、投稿した音声メッセージへのリンクをTwitterやFacebookに投稿して、他のユーザーと共有できるようになっている。登録した音声メッセージの下方にTwitterおよびFacebookへの投稿や共有用ボタンが設置してあるので(写真2参照)、これをクリックすればよい。

 ピーシーエッグによれば、同サービスはフュージョン・コミュニケーションズの050番号を使ったIP電話サービス「FUSION IP-Phone」とオープンソースのIP-PBXソフト「Asterisk」、同社が開発したクラウド型音声コミュニケーションサービス「テルネAPI」を基盤として構築したという。