写真●「サイボウズ ガルーン 2」で構築した名古屋鉄道の情報共有基盤
写真●「サイボウズ ガルーン 2」で構築した名古屋鉄道の情報共有基盤
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 サイボウズは2011年2月22日、名古屋鉄道が大企業向けグループウエア「サイボウズ ガルーン 2」を導入し、本格稼働させたと発表した。本社と約140社のグループ会社が利用し、ユーザー数は5900に達する。

 ガルーン 2を採用し、名鉄は全グループ会社を横断した情報共有基盤を構築した(写真)。新システムでは、ユーザー登録の申請から承認、ガルーン 2への反映を自動化する仕組みを構築。人事異動が集中する時期に2000件近く発生する登録内容の変更を翌日には反映できるようにした。

 名鉄はグループ会社ごとにガルーン 2が備える各種機能のアクセス権を設定し、各社にその設定権限を委譲している。グループ全社で共有すべき規則やマニュアル類については、社内ポータルを構築し、全社で閲覧できる環境を整備している。