米Microsoftは米国時間2011年2月21日、モバイルプラットフォーム「Windows Phone 7」のアップデートの提供を開始した。3月に予定しているメジャーアップデートの準備となるものだとしている。

 今回のアップデートでは、ソフトウエアアップデートのプロセスそのものを改良する。同社WindowsチームのMichael Stroh氏は、「エキサイティングではないかもしれないが、豊富な新機能を提供する将来のアップデートを受け取るために重要」と説明している。

 アップデートを行うには、携帯電話をパソコンに接続する必要がある。Windowsパソコンの場合は「Zune software for your PC」ソフトウエア、Mac OS Xパソコンの場合は「Windows Phone 7 Connector for Mac」ソフトウエアの最新バージョンが必要。

 3月前半に実施するメジャーアップデートでは、コピー&ペースト機能を追加するほか、アプリケーション起動の高速化を図る。また今年後半には次期Webブラウザー「Internet Explorer(IE)9」を組み込む。「Twitter」との統合やマルチタスク機能の強化なども計画している(関連記事:[MWC2011]Microsoft、3月に「Windows Phone 7」を初アップデート、今年後半にIE9統合)。

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