ソーシャル検索を反映した検索結果
ソーシャル検索を反映した検索結果
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 米Googleは米国時間2011年2月17日、同社検索サービスにおけるソーシャル検索機能「Google Social Search」の統合強化を発表した。人間関係に基づいた関連性の高さを重視して検索結果を見やすく表示するようにしたという。

 Google Social Searchは、オンラインサービスやSNSなどを通じたユーザーの人間関係を参照し、友人や知人のコンテンツを検索結果に表示する機能。GmailやYouTubeといったGoogleサービスや、Googleプロフィールで連携を設定したTwitterやLinkedInなど外部SNSに基づいてつながりのあるコンテンツを提示する。これまでは検索結果ページの下部に別途表示されていたが、今後は通常の検索結果とともに表示する。

 例えば、旅行を計画している人が目的地について検索し、検索結果の中に友人が同じ場所を訪れた経験を記したブログがあった場合、リンクの下に友人のアイコン画像と名前、「shared this(これを共有しています)」の文字が表示される。

 また、検索結果に表示されたコンテンツへのリンクを、知り合いがTwitterに投稿していた場合、そのコンテンツは検索結果一覧の上位に表示される。誰がTwitterにつぶやいたか画像アイコンと名前で確認できる。これらソーシャル検索の結果は全ユーザーに公開されるのではなく、Googleサービスにログインしている各ユーザーに応じて表示される。

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