写真●アライドテレシスのギガ対応スマートL2スイッチ「CentreCOM GS948S V2」
写真●アライドテレシスのギガ対応スマートL2スイッチ「CentreCOM GS948S V2」
[画像のクリックで拡大表示]

 アライドテレシスは2011年2月16日、10M/100M/1G対応ポートを48ポート搭載し、Webブラウザー経由で設定や管理が可能なスマートL2スイッチ「CentreCOM GS948S V2」(写真)を発売した。標準価格は29万1900円で、2月23日から出荷を始める。

 CentreCOM GS948S V2は、(1)リンクダウン中ポートの電力消費を自動的に抑制する「省電力モード」、(2)設定あるいは本体の切替スイッチにより、リンク状態などを示す各ポートのLEDランプを消灯できる「エコLED」、(3)接続したUTPケーブルの長さを自動的に検出し、1Gビット/秒での接続時に消費電力を抑制できる「ケーブル長省電力」---など豊富な省エネ機能を備えているのが特徴となっている。省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)で定める消費電力削減の目標基準値(トップランナー基準)もクリアしているという。

 本体にWebサーバー機能を内蔵しており、LAN内のパソコンからWebブラウザーを使って設定や保守、管理が可能。例えばVLAN(Virtual LAN)やトランキング、ミラーリング、QoS(Quality of Service)などの設定を、各ポートの状態を一覧で確認しながらマウス操作で簡単に変更できるようになっている。ポートごとのトラフィックやエラーの発生状況などをグラフィカルに表示する「統計グラフ」機能も備える。

 48ポートある標準のLANポートの他に、拡張用のSFP(Small Form factor Pluggable)スロットを4スロット装備(LANポート4つとの排他利用)。光ファイバーを使って最大80kmの長距離伝送に対応するSFPモジュールなどをオプションとして用意している。

 本体外形寸法は440mm(幅)× 257mm(奥行き)× 43.2mm(高さ) で、質量は3.56kg。19インチラック用のマウントキットやゴム足などが付属する。消費電力は平均で47.0W、最大で53.0Wとなっている。