バッファローは2011年2月16日、同社製無線LANルーターの接続設定を自動化する「AOSS」機能を、Android搭載のスマートフォンやタブレット機などでも利用可能にするアプリ「AOSS for Android」の無償配布を始めた。米グーグルのアプリ提供サイト「Androidマーケット」からダウンロードできる。

 Android搭載のスマートフォンなどでAOSS for Androidを起動し、画面の指示に従って無線LANルーターの「AOSS」ボタンを押すと、無線LAN接続に必要な設定情報をスマートフォン側に自動登録できる。国内で市販されているAndroid搭載のスマートフォンやタブレット機などで使用可能だが、NTTドコモの「REGZA Phone T-01C」とソフトバンクモバイルの「Streak 001DL」は非対応。また、NTTドコモの「Xperia SO-01B」はAndroid 2.1へのアップデートが必要。

 このほか同社は、自宅に設置した同社製NAS「LinkStation」「TeraStation」に、Android搭載のスマートフォンやタブレット機から接続してファイルの閲覧や保存などをできる「WebAccess A」の無償配布も併せて開始している。