写真1●Android 3.0(Honeycomb)を採用したタブレット端末「Optimus Pad」
写真1●Android 3.0(Honeycomb)を採用したタブレット端末「Optimus Pad」
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写真2●片手で持ちやすいようにするなど,端末のサイズにこだわった
写真2●片手で持ちやすいようにするなど,端末のサイズにこだわった
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写真3●500万画素のカメラ・モジュールを筐体背面に2個備える
写真3●500万画素のカメラ・モジュールを筐体背面に2個備える
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 韓国LG Electronics, Inc.は,ソフトウエア・プラットフォームに「Android 3.0」を採用したタブレット端末「Optimus Pad」を発表した。「片手で持てる携帯性と,性能や機能の面での操作性を両立するサイズを実現できた」(LG Electronics社)とする。

 Optimus Padは,外形寸法が243mm×149.4mm×12.8mmで,重さが630gである。アスペクト比が15対9で8.9型の液晶パネル(1280×768画素)を採用することにより,(1)短辺が150mm弱と片手でつかめる幅になった,(2)アスペクト比が16対9の映像をほぼ全画面で見られる,(3)横向きに置いて表示させたQWERTYキーボードに十分な横幅があるので入力しやすい,といった利点が得られたとする。

 SoCには,米NVIDIA Corp.の「Tegra 2 T20」を採用した。T20は,CPUに「Cortex-A9」の2コア版(動作周波数は最大1GHz)を集積した品種である。無線LANのほか,移動通信方式としてW-CDMAとGSMに対応する。

 筐体背面には,500万画素のカメラ・モジュールを2個備える。このカメラ・モジュールを使ってHDTVの3D映像を撮影できる。同日に発表したスマートフォン「Optimus 3D」(Tech-On!の関連記事)と同様に,YouTubeに3D映像をアップロードできる。ただし3D表示には対応しないため,3D映像を視聴する際にはHDMIインタフェースを使ってテレビなどに表示させる必要がある。