写真1●米グーグルが大規模なブースを初出展
写真1●米グーグルが大規模なブースを初出展
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写真2●発表されたばかりのAndroid搭載「Xperia PLAY」にも触れられる
写真2●発表されたばかりのAndroid搭載「Xperia PLAY」にも触れられる
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写真3●こちらも発表されたばかりのAndroid搭載「LG Optimus 3D」。本体で3D動画を撮影可能で、これは撮影した動画を3Dで再生しているところ。裸眼で3D映像を楽しめる
写真3●こちらも発表されたばかりのAndroid搭載「LG Optimus 3D」。本体で3D動画を撮影可能で、これは撮影した動画を3Dで再生しているところ。裸眼で3D映像を楽しめる
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写真4●回転寿司のようにこれまで発売されたAndroid搭載端末がディスプレイされる。その数の多さに驚く
写真4●回転寿司のようにこれまで発売されたAndroid搭載端末がディスプレイされる。その数の多さに驚く
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 2011年2月14日に開幕したモバイル展示会「Mobile World Congress 2011」(MWC 2011)において、主役の一つとなっているのが米グーグルのAndroidだ。各端末メーカーから連日、Androidを搭載した最新端末が発表され、Androidの勢いが加速していることを実感できる。

 そんなMWCの展示会場に、Androidの総本山とも言えるグーグルが大規模なブースを出展している(写真1)。グーグルはこれまでMWCにミーティングブースを用意したことはあったが、「展示ブースを出すのは今回が初めて」(グーグル)。展示ブースには、各端末メーカーから発表されたAndroid端末がところ狭しと並ぶ。発表されたばかりの、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのAndroid搭載端末「Xperia neo」「Xperia Pro」「Xperia PLAY」(写真2関連記事)や、韓国LGエレクトロニクスのAndroid搭載端末「LG Optimus 3D」(写真3)などにも実際に触れられるためか、来場者が多数詰めかけている。

 ブース奥にはこれまで発売されたAndroid搭載端末が、回転寿司のように動く形でディスプレイされており、その数の多さに驚く(写真4)。このほかAndroid上で利用できるアプリケーションを紹介するブースにも人が絶えない。

 従来、どちらかと言えば、MWCでは外様扱いだったグーグルだが、Androidの浸透のおかげで、大きなプレゼンスを見せるようになっている。コンシューマーにアピールするグーグルのプレゼンスの向上は、通信事業者向けの展示が中心だったMWCの印象も徐々に変えつつある。

 なおITproではBar Androidの協力のもと、日本時間2月15日22時30分ころからUstreamでグーグルを中心としたAndroid関連ブースを実況予定だ(http://www.ustream.tv/channel/mwc2011)。

■変更履歴
記事公開当初、冒頭で「2010年2月14日に開幕したモバイル展示会」としていましたが、正しくは「2011年2月14日に開幕したモバイル展示会」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2011/02/15 17:50]