画面1●BoostSpeedによるハードディスクのデフラグ
画面1●BoostSpeedによるハードディスクのデフラグ
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画面2●Windowsレジストリーのデフラグ
画面2●Windowsレジストリーのデフラグ
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 ピーアンドエー・インターナショナルは2011年2月10日、オーストラリアAuslogicsが開発したシステム・メンテナンス・ソフトウエア「Auslogics BoostSpeed 5」の日本語ダウンロード版を2月18日に発売すると発表した。システムのデフラグ、クリーンアップ、修復、最適化、不要なファイルの削除などにより、Windowsパソコンを高速化する。価格は3990円(1年版)から。

 BoostSpeedは、Windowsパソコンを高速化するための18種類のツールを搭載する。主な機能として、ハードディスクおよびWindowsレジストリーのデフラグ、インターネット接続の最適化、誤って削除したファイルの復元などがある。

 ハードディスクのデフラグ(画面1)には、Auslogics製のデフラグ実行プログラム「Disk Defrag」を使用する。ディスク上のファイルをデフラグすることで、読み込みと書き込みが高速化し、アプリケーションの応答時間やシステムの起動時間が改善する。また、Windowsレジストリーのデフラグ(画面2)では、断片化、ギャップのある領域、構造上の欠陥を除去してレジストリーを再作成する。

 インターネット高速化ツールは、MTUやRWINなどの設定をユーザーの環境に合わせて最適化する。設定の変更を提供する前に接続テストを実施するのが特徴だ。さらに、同ソフトの復元ツールを使うと、誤って削除したファイルや、ウイルス攻撃やソフトのエラーによって失われたファイルを復元することが可能。ユーザーは、復元ツールが検出したファイル一覧のプレビューを参照しながら、必要なファイルを視覚的に探すことができる。

 そのほかに、ハードディスクをスキャンしてアプリケーションの一時ファイルやWebブラウザーのキャッシュを検出/削除するクリーンアップ機能、重複ファイルの検出機能、Windows起動時やログオン時に起動するプログラムの一覧を作成して管理する機能などを提供する。