米Dellは米国時間2011年2月8日、米MicrosoftのパソコンOS「Windows 7」を搭載した10インチの企業向けタブレット型コンピュータを年内にリリースすると発表した。ブランド名や詳しい仕様および価格などは明らかにしていない。

 Windows 7ベースの10インチタブレットは、「より高いモバイル性を必要とするエンドユーザーと、セキュリティや管理性、既存インフラとの統合を求めるIT組織向けに設計する。法規やIT要件を満たしながら、より多くのモバイルワーカーが必要なビジネスアプリケーションや企業データにアクセスできる手段を提供する」(Dell)としている。同タブレットはDellの法人市場向け拡充計画の一環で、同社は24機種を含む39の企業向け新製品を同日発表した。

 既存ブランドについては、企業向けノートパソコン「Latitude E」ファミリーを刷新し、「Latitude E5420」「同E5520」「同E6520」「同E6420」「同E6320」「同E6220」「同E6420 ATG」を揃える。また、コンバーチブル型タブレットPCの新機種「Latitude XT3」を投入する。

 そのほか、企業向けデスクトップパソコンの新モデル「OptiPlex 990」「同790」「同390」や、ワークステーションの新モデル「Precision T1600」「同M6600」「同M4600」を追加する。

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