Windows Live MessengerからFacebookユーザーとチャットをしているところ(出典:米Microsoft)
Windows Live MessengerからFacebookユーザーとチャットをしているところ(出典:米Microsoft)
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 米Microsoftは米国時間2011年2月2日、同社のインスタントメッセージング(IM)サービス「Windows Live Messenger」の外部サイト連携機能の利用状況について発表した。それによると、Messengerからソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト「Facebook」のチャット機能にアクセスするユーザーが急増しており、時間にしてこれまで28億分のチャットが行われたという。

 Messengerは昨年8月にFacebookのチャット機能との連携を実装した。3カ月後の11月には、MessengerからFacebookのチャット機能にアクセスしたユーザーは1000万人を超え、2億5000万セッション以上、時間にして15億分超のチャットが行われた。

 現在、MessengerからFacebookにアクセスしたことのあるユーザーは約1800万人で、11月から75%以上増加した。これまで約4億4000万のチャットセッションを実行し、時間にすると28億分以上にのぼる。

 MessengerはFacebook以外のSNSサイトやデジタルコンテンツ共有サイトとの連携機能も提供している。Windows Live Messenger部門グループ・プログラム・マネージャーのPiero Sierra氏によると、「LinkedIn」との統合機能を利用するMessengerユーザーは2倍以上に、「MySpace」および「YouTube」との統合機能を利用するMessengerユーザーは約50%増えたという。

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