写真1●名刺管理ソフトウエアの新版「速攻!名刺管理3」
写真1●名刺管理ソフトウエアの新版「速攻!名刺管理3」
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写真2●iPhoneとAndroid端末で名刺データを閲覧するための専用アプリケーション「速攻!名刺管理ビューア」
写真2●iPhoneとAndroid端末で名刺データを閲覧するための専用アプリケーション「速攻!名刺管理ビューア」
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 ジャストシステムは2011年2月3日、名刺管理ソフトウエアの新版「速攻!名刺管理3」(写真1)を3月11日に発売すると発表した。iPhoneやAndroid端末、デジタルカメラで撮影した名刺画像から情報を読み込むことを可能にしたほか、パソコンに登録した名刺データをQRコードやvCard形式ファイルで出力する機能などを追加した。

 速攻!名刺管理は、スキャナーで読み込んだ名刺画像から社名や住所、名前などを自動認識し、テキストデータに変換して管理するソフト。取り込んだ名刺データは50音順のフォルダに自動的に振り分けられ、検索や一覧表示、サムネイル表示をすることができる。

 今回発表した新版では、スキャナーだけでなく、iPhone/Android端末のカメラや、200万画素以上のデジタルカメラを使って名刺を読み込むことが可能になった。また、同ソフトで管理している名刺データをiPhoneとAndroid端末へ転送し、効率よく検索・閲覧するための専用アプリケーション「速攻!名刺管理ビューア」(写真2)を提供する。同アプリでは、テキスト化された名刺データを一覧表示する以外にも、名刺画像をスライド方式やフロー方式の2通りの操作で閲覧することが可能。

 そのほか、パソコンで管理している名刺データをQRコードに変換して携帯電話端末へコピーする機能や、データベースをiPodのアドレスデータとして利用できるvCard形式ファイルで出力する機能、地図ソフトとの連携機能などを追加した。

 価格はパッケージ版が8190円、ダウンロード版は6090円。また、専用の小型スキャナーとセットにした「高速カラースキャナセット」を1万9740円で販売する。専用アプリ「速攻!名刺管理ビューア」は、最大4000枚(片面)の名刺を登録できる有償版、10枚まで登録できる無償版ともに、3月11日にApp StoreとAndroid Marketで発売する。