スマートスタイル、フィードテイラー、住友セメントシステムの3社は2011年2月3日、iPadやiPhoneでセキュアに文書を共有するシステム「SyncBoard for Enterprise」を提供開始した。2011年5月にはAndroid版も発売する。

 サーバーにファイルをアップロードすると、クライアントとして登録したiPadやiPhone、Androidに自動配信される。データは暗号化され、これらのクライアントデバイスを紛失した際などにはリモートで削除できる。アクセス権はユーザーやグループ単位で設定可能。誰がいつドキュメントを閲覧したかといったログも収集できる。

 iPadやiPhoneで対応している文書ファイル形式はPDF、テキスト、リッチテキスト、iWork、Microsoft Office。ただしMicrosoft OfficeのファイルはiOSの表示機能を使用しており、レイアウト崩れが発生する可能性がある。また画像ファイルや音声、動画も共有可能。

 価格は、端末数10台、容量20Gバイトの場合で月額5万2500円(税込)から。