KDDIは2011年2月1日、FTTHサービス「auひかり」において、1日当たり30Gバイトを超えてデータ通信するユーザーを対象に通信速度を制限すると発表した。総量規制は4月1日から開始する。「どのプロバイダと契約しているかを問わず、アクセス網として制限を実施する」(KDDI)とする。

 KDDIによると、トラフィック総量の半分が1日の送信量が30Gバイトを超えるユーザーによって生み出されている。「アクセス網の品質を維持するために、総量規制方式で制限せざるをえない」(KDDI)と判断した。auひかりのうち、個人向けの「auひかり ホーム」「同 マンション ギガ」「同 マンションミニ ギガ」が対象となる。

 1日の送信量が30Gバイトを超えたユーザーは、最大3Mビット/秒程度に通信速度が制限される。auひかりではIP電話サービスも提供しているが、通信速度が制限されても通話には影響しない。

■変更履歴
当初掲載記事は制限時の通信速度を「最大3Mバイト/秒程度」としていましたが、正しくは最大3Mビット/秒程度でした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2011/02/01 01:30]