金沢工業大学コンテンツ&テクノロジー融合研究所(研究所長:北谷賢司氏)は、ラジオ放送の難聴取対策と家庭用機器に向けた新しいコンテンツ配信の有り方を検討する「新メディア・プラットフォーム協議会」を2011年1月26日に設立し、その第1回会合を開催した。

 協議会は、「多くの専用端末でのフィールドテストによる難聴取対策の効果の検証」「ブロードバンドを利用し、画像や文字を付加した新たなコンテンツ配信効果の検証」「持続可能なサービス体系を議論し、低コストでのコンテンツ配信の実現方法を検討」することを目指す。1月下旬から参加企業57社と実証実験を開始し、終了後には検証結果の公表を予定する。

 新メディア・プラットフォーム協議会を参加企業の顔ぶれは以下の通り。TBSテレビ、全国FM放送協議会(エフエム北海道、エフエム青森、エフエム岩手、エフエム仙台、エフエム秋田、エフエム山形、エフエム福島、エフエム東京、エフエム群馬、エフエム栃木、エフエムラジオ新潟、長野エフエム放送、静岡エフエム、富山エフエム、エフエム石川、福井エフエム放送、エフエム愛知、岐阜エフエム放送、三重エフエム放送、エフエム滋賀、エフエム大阪、兵庫エフエム放送、エフエム山陰、岡山エフエム放送、広島エフエム、エフエム山口、エフエム香川、エフエム愛媛、エフエム徳島、エフエム高知、エフエム福岡、エフエム佐賀、エフエム長崎、エフエム熊本、エフエム大分、エフエム宮崎、エフエム鹿児島、エフエム沖縄)、横浜エフエム放送、えふえむ・エヌ・ワン、JFCC、東京ケーブルネットワーク、ユニバーサル ミュージック合同、ビクターエンタテインメント、テイチクエンタテインメント、エス・エス・エム、ブルックスホールディングス、インターワールド、キングラン、クロスオーシャンメディア、SNOW ADDICTS、フェアーウェイ、アストラ、ビクタークリエイティブメディア、加賀電子、JVC・ケンウッド・ホールディングス、日本ビクターである。

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