写真●プラネックスコミュニケーションズのUSB接続11n対応卓上型無線LANアダプタ「GW-USSuper300」
写真●プラネックスコミュニケーションズのUSB接続11n対応卓上型無線LANアダプタ「GW-USSuper300」
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 プラネックスコミュニケーションズは2011年1月28日、USB接続のIEEE802.11n対応卓上型無線LANアダプタ「GW-USSuper300」(写真)を発売した。参考価格は5000円(税別)。2011年2月下旬から全国の主要販売店および同社直販サイト「PLANEX Direct」を通じて販売する。

 同社が「スーパーパワーアンテナ」と呼ぶ、全長約27cmというパソコン向け無線LANアダプタとしては類を見ないほど巨大な可動式外部アンテナを搭載。専用のハイパワーRF回路との組み合わせにより「7dBi」という高い利得を実現できたという。これにより、自宅内で従来死角となっていたような場所でも余裕を持って無線LAN接続が可能になるとしている。

 付属ツール「クライアント・マネージャ」を使うと、同アダプタを接続したパソコンを無線LANアクセスポイント(親機)としても利用できる(ソフトウエアアクセスポイントモード)。また、家庭用ゲーム機の対戦型ソフトなどをインターネット経由で遊べるようにするソフトウエア「XLink Kai」向けの接続モードもサポートしている(XLink Kaiモード)。

 無線LAN機器同士の接続やセキュリティ設定を簡単に実行するための業界標準規格であるWPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応。本体上面にあるWPSボタンを押すだけで、対応無線LANルーターなどとの間で面倒な手入力による設定作業をすることなく安全に接続できる。最大通信速度は300Mビット/秒(IEEE802.11n利用時)。IEEE802.11b/gでの接続もサポートする。

 対応OSはWindows XP/Vista/7。アンテナを除いた本体の外形寸法は、約67mm(幅)×29mm(高さ)×110mm(奥行き)で重量は約195gとなっている。消費電力は最大2.45W。本体底面にマグネットを内蔵しており、スチール製デスクの壁面などにも強力に固定できるようになっている。