米Googleは米国時間2011年1月25日、オンライン・アプリケーション・サービス「Google Apps」と連携するアプリケーションのマーケットプレイス「Google Apps Marketplace」に、教育機関向けカテゴリー「EDU」を新設した。Google Appsを導入している学校や大学が、有用なアプリケーションを手軽に見つけて追加できるようにする。

 現在19社のベンダーによる約20種類のアプリケーションが登録されているが、「今後さらに拡大していく予定」としている。いずれも、Google Appsアカウントを利用したシングルサインオンが可能で、Googleのユニバーサル・ナビゲーション・バーからアクセスできる。

 Google Apps Marketplaceは、Googleが昨年3月に開始したマーケットプレイスで、これまで会計、プロジェクト管理、顧客管理といったビジネス向けアプリケーションを扱っていた。

 Google Apps Marketplaceを通じてアプリケーションを提供するベンダーは、最初に登録料100ドルを支払えば、その後追加料無しで複数のアプリケーションを登録できる。有償のインストール用アプリケーションの場合、売上の80%がベンダーに分配される。

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