Tweet ATOKの日本語入力画面。日本語の入力方式は、iPhoneの標準の日本語入力機能と同じ「フリック」と、母音の候補が花びら状に広がる「リボルバー」、QWERTYキーボードによるローマ字入力がある
Tweet ATOKの日本語入力画面。日本語の入力方式は、iPhoneの標準の日本語入力機能と同じ「フリック」と、母音の候補が花びら状に広がる「リボルバー」、QWERTYキーボードによるローマ字入力がある
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ツイートの閲覧画面。プロフィール画像の表示をオフにして描画を高速化することもできる
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 ジャストシステムは2011年1月20日、米アップル製スマートフォン「iPhone」などに向けたTwitterクライアントアプリ「Tweet ATOK」の無償提供を開始した。同社の日本語入力ソフト「ATOK」の機能をアプリに内蔵しており、効率良く文字入力できることを特徴としている。

 日本語の入力方式は、iPhoneの標準の日本語入力機能と同じ「フリック」と、母音の候補が花びら状に広がる「リボルバー」、QWERTYキーボードによるローマ字入力を用意している。冒頭数文字を基に候補となる単語を表示する推測入力機能、変換履歴の学習機能、ユーザー辞書への単語登録機能などを備えるほか、Tweet ATOK独自の機能として、Twitterのタイムラインからユーザー名やハッシュタグを自動的に学習し、以降のツイート時に入力しやすくする機能を設けている。

 Twitterのタイムライン表示画面では、ユーザーのプロフィール画像の表示を省くことでスクロールを高速化する機能などを採り入れている。また、画面に表示されるソフトウエアキーボードへのタッチだけでなく、外付けのBluetoothキーボードを使った文字入力も可能としている。このほか、今後のバージョンアップにおいて、地下鉄での移動中など電波が頻繁に圏外となる環境でもタイムラインを閲覧できるよう、電波ががつながっているエリアでタイムラインを自動取得して閲覧できる「地下鉄モード」を提供予定としている。

 対応機種はiPhone、iPod touch、iPadで、OSがiOS 4以上のもの。なおiPadでTweet ATOKを使用する場合、画面は2倍表示となる。