NTT東西地域会社と沖電気工業(OKI)は2011年1月17日、NTT東西が提供しているOKIのひかり電話ルーター「RT-200KI」の電源アダプター約43万台を交換すると発表した。同製品が焼損する事故が2件発生したことを受けた措置となる。なお、いずれの事故においても人的被害は発生していないという。

 対象モデルは、機器底面のシールに記載のモデル名が「RT-200KI」の製品で、NTT東日本で約42.9万台、NTT西日本で約0.2万台ある。対象機器を利用中のユーザーには、1月21日以降順次ダイレクトメールで個別に案内する。

 事故原因については現在継続調査中で確定はしていないが、何らかの原因により異常電流が発生し、発熱・発火に至った可能性があると考えられるという。このため、異常電流の発生を未然に防止する対策を講じた新たな電源アダプターを利用者宅に送付して交換することにした。

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