写真●ぷらっとホームのプロキシサーバー専用アプライアンス「Proxy BOX」
写真●ぷらっとホームのプロキシサーバー専用アプライアンス「Proxy BOX」
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 ぷらっとホームは2011年1月13日、手のひらサイズのプロキシサーバー専用アプライアンス「Proxy BOX」(型番はOBS600-AP/Proxy)の販売を開始した(写真)。価格は7万8000円。同社オンラインショップ「ぷらっとオンライン」などを通じて販売する。

 Proxy Plusは、同社が従来から販売している小型Linuxサーバー「OpenBlockS 600」と同等のハードウエアに、オープンソースのプロキシサーバーソフト「Squid」を導入したアプライアンス。Webブラウザから設定が可能な専用のGUIインタフェースも用意している。

 HTTPおよびFTPの代理アクセス(プロキシ)機能とキャッシュ機能を備える。キャッシュ機能は、ローカルストレージ(コンパクトフラッシュ)のほか、メモリーをRAMディスクとして利用することが可能となっている。HTTPプロキシサーバーを多段構成にした場合の、上位サーバーとの連携機能も搭載する。

 ハードウエアのスペックは、CPUがAMCC PowerPC 405EX 600MHz、メインメモリーが1Gバイト、Linux OSやアプリケーションを格納するフラッシュROMが128Mバイトなど。ローカルストレージ用として2Gバイトのコンパクトフラッシュが標準で付属する。外部インタフェースとしてギガビットイーサネット(1000BASE-T)ポートを2ポート、USB2.0ポートを3ポート搭載する。

 外形寸法は、81mm(幅)×133mm(奥行き)×31.8mm(高さ)で重量は約265g。消費電力は8W。