Dell Streak 7
Dell Streak 7
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 米Dellは米国時間2011年1月6日、ラスベガスで同日から開催している電子機器展示会「2011 International CES」において、第4世代(4G)モバイルネットワークに対応したタブレット端末「Streak 7」を発表した。

 Streak 7は、米GoogleのモバイルOS「Android 2.2」を搭載し、ドイツDeutsche Telekomの米国法人T-Mobile USAが展開する4Gネットワークに接続できる。7インチのマルチタッチ対応スクリーンを備え、米NVIDIAのデュアルコアプロセッサ「NVIDIA Tegra」を内蔵する。前面と背面にデジタルカメラを装備し、無線LAN機構はWi-FiとBluetoothをサポートする。Dell独自のユーザーインタフェース「Dell Stage」を採用し、米Adobe Systemsの「Flash Player 10.1」に対応する。

 Dellはこのほか、Android 2.2搭載スマートフォン「Venue」や、17インチの3D対応スクリーンを搭載したノートパソコン「XPS 17」なども発表した。このうちVenueは、4.1インチのディスプレイを搭載し、800万画素のデジタルカメラを内蔵する。

 Streak 7とVenueの発売日および価格は後日発表する。XPS 17は2月1日に販売を開始し、価格は1449ドルから。XPS 17で立体映像を見るには別売りの専用メガネが必要になる。

 Dellは昨年、5インチのStreakを英国、米国、日本などに投入している。米メディアの報道(Wall Street Journal)によると、Dellは今回、消費者向けと顧客企業向けの10インチタブレット端末も披露する予定で、いずれも年内の出荷開始を計画している。

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