Mac App Storeを使っているところ
Mac App Storeを使っているところ
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 米Appleは米国時間2011年1月6日、Macintosh向けアプリケーションの配信/販売サービス「Mac App Store」を予定通り開始した。Mac OS X v10.6 Snow Leopardで利用可能。自動アップデート機能を通じて同サービスへのアクセスソフトを無償配布する。

 同社は昨年12月16日に、「モバイル端末向けのApp Storeと同様の仕組みと利便性をパソコンにも提供する」として、90カ国でMac App Storeをオープンすると告知していた(関連記事:Apple、Mac版App Storeを来年1月6日にオープン)。コンテンツ管理ソフト「iTunes」のアカウントを使って、アプリケーションの購入とダウンロード、そしてインストールをわずかな手間で行える。

 サービス開始に当たり、「教育」「ゲーム」「グラフィック&デザイン」「ライフスタイル」「オフィス生産性」「ユーティリティ」といった各種カテゴリの有料/無料アプリケーションを1000以上そろえた。人気ランキングやスタッフのお気に入り、ユーザー評価などを閲覧したり、カテゴリ別に検索したりすることができる。

 Mac App Storeではサードパーティ製アプリケーションのほか、Apple製アプリケーションスイートに含まれるソフトの個別販売も行う。例えば、統合ソフト「iLife '11」を構成する「iPhoto」「iMovie」「GarageBand」を各14.99ドルで購入できる。

 開発者がアプリケーションをMac App Storeに登録するには、年会費99ドルの開発者プログラムに参加する必要がある。アプリケーション価格は開発者自身が設定し、売り上げの70%を受け取れる。無料アプリケーションの場合、Appleへの支払いは発生しない。

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