情報処理推進機構の情報
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 情報処理推進機構(IPA)は2010年12月22日、年末年始の長期休暇中は、パソコンのセキュリティにいつも以上に気を付けるよう呼びかけた。パソコンやインターネットを利用する時間が長くなるためだ。

 個人ユーザーが特に注意すべきは、ウイルスとワンクリック詐欺。会社で利用しているパソコンを持ち帰って使用している場合、ウイルスに感染すると、会社のネットワークにウイルスを持ち込むことになる。ワンクリック詐欺については、インターネットの利用時間が長くなればなるほど、詐欺サイトに誘導される危険性が高まる。

 ウイルス対策としては、利用しているOSやアプリケーションソフトの脆弱性を解消することが第一。脆弱性があるパソコンでは、Webサイトにアクセスするだけでウイルスに感染する危険性がある。万一に備えて、データのバックアップを取ることも推奨している。

 ワンクリック詐欺対策としては、安易に「はい」ボタンなどを押さないことが重要だとしている。自分では無料サイトだと思っていても、有料サイトである可能性がある。このためサイト閲覧時には、注意事項や利用規約などをよく読み、料金などが記載されている場合には、そのサイトの利用を中止することを勧めている。