米Appleは米国時間2010年12月21日、同社が9月に投入した新型セットトップボックス「Apple TV」の販売台数が今週中に100万台を突破する見込みだと発表した。

 Apple TVを使うと、無線LANあるいはEthernet経由でインターネットに接続し、Appleのデジタルコンテンツ配信サービス「iTunes Store」の動画レンタルサービスから、手軽にHDコンテンツをレンタルして視聴できる。また、パソコンや、モバイルデバイス「iPad」「iPhone」「iPod touch」にある音楽や動画、写真をテレビで再生することが可能。

 Apple TV新型の価格は99ドルで、従来の229ドルから大幅に引き下げた。日本では11月より8800円で販売している。iTunes Storeの動画レンタルサービスの料金は新作映画なら1本4.99ドル、テレビ番組なら1エピソード0.99ドル。同サービスでは、現在1日当たり40万エピソードのテレビ番組、15万作品の映画がレンタルされているという。

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