写真●プラネックスコミュニケーションズの小型無線ルーター「MZK-RP150N」
写真●プラネックスコミュニケーションズの小型無線ルーター「MZK-RP150N」
[画像のクリックで拡大表示]

 プラネックスコミュニケーションズは2010年12月20日、持ち運び可能なIEEE802.11n対応の小型無線ルーター「MZK-RP150N」(写真)を2011年2月下旬から販売することを明らかにした。価格はオープンだが、同社では3500円(税別)という参考価格を示している。

 MZK-RP150Nは、幅42×高さ15×奥行き55.2mmで重量が約27gと非常にコンパクトで軽量な無線ルーター。アクセスポイント(AP)や無線LANコンバーターとしても利用できる。無線LAN規格はIEEE802.11nに対応し、最大150Mビット/秒の伝送速度で通信可能。無線LANはIEEE802.11b/gにも対応する。有線LANインタフェースは10Mbps(10BASE-T)および100Mbps(100BASE-TX)のイーサネット。

 ケーブルを接続するだけでWAN回線の種類を自動識別する「WAN回線自動判別」機能を備える。無線LAN接続の標準規格WPS(Wi-Fi Protected Setup)に対応し、お互いにボタンを押すだけで無線LANクライアントを簡単に接続できる。IPv6ブリッジ(IPv6パススルー)機能やIPsec/PPTP/L2TPパススルー機能なども搭載している。

 USBバスパワーで動作するため、ACアダプターが不要。付属するMicroUSBケーブルを使って給電する。無線LANおよび有線LANの使用状況に合わせて消費電力を自動調整する「アクティブエコ」機能を搭載する。有線LAN向けの消費電力削減用規格であるEEE(Energy Efficient Ethernet)にも準拠し、LANポートにケーブルを挿した状態でもきめ細かく電力を削減できるとしている。消費電力は最大約2.3W、待機電力は最大0.9Wとなっている。