改ざんが疑われるWebサイトに付加する警告
改ざんが疑われるWebサイトに付加する警告
[画像のクリックで拡大表示]

 米Googleは米国時間2010年12月17日、同社の検索サービスを強化し、マルウエア感染など改ざんされた疑いのあるWebサイトを検索結果ページ内で警告するようにした。感染サイトのアクセスを未然に防いだり、該当Webサイトの問題解決を支援したりすることで、より安全なインターネット環境の実現を目指す。これまでは検索結果と別のWebページで警告していた。

 改ざんされた可能性があるWebサイトには、検索結果に「This site may be compromised(マルウエア感染が疑われるサイト)」というリンクを付けて注意を呼びかける。警告の詳細を確認したい場合は、このリンクをクリックする。

 Googleは自動クロール処理などで改ざんされたと思われるWebサイトを見つけたら、検索結果に警告を加える。同時に該当Webサイトの管理者に報告する。管理者が対応するなどして問題が解消された場合は、警告表示を数日中に消す。Googleは「Help Center」で警告への対処方法を紹介している。

[Google公式ブログへの投稿記事]