写真●プラネックスコミュニケーションズのギガイーサ搭載USBデバイスサーバー「MZK-DSG04U」
写真●プラネックスコミュニケーションズのギガイーサ搭載USBデバイスサーバー「MZK-DSG04U」
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 プラネックスコミュニケーションズは2010年12月17日、LANインタフェースとしてギガビットイーサネットを搭載し、USBプリンタの双方向印刷機能に対応したUSBデバイスサーバーの新製品「MZK-DSG04U」(写真)を発売した。出荷開始は2010年12月下旬を予定している。価格はオープンだが、同社直販サイト(PLANEX Direct)での販売価格は8400円となっている。

 MZK-DSG04Uは、USB接続のプリンタやハードディスク、DVDドライブ、WebカメラなどをLANを通じて複数のパソコンで共有可能にするUSBデバイスサーバー。USB2.0ポートを4ポート備えており、最大4台のUSB周辺機器を接続して同時に利用できる。

 ただし、専用のユーティリティソフトを使い、LAN経由で接続しているUSB機器を「仮想USBデバイス」として占有接続する仕組みになっているため、同時に2台以上のパソコンからは利用できない。

 一般に、同様の仕組みを採用するUSBデバイスサーバーでは、誰かがパソコンを接続したまま離席すると、ほかのパソコンからはずっと使えない状態に陥ってしまう。MZK-DSG04Uは、こうした場合にほかのパソコンから接続状態を解除できる「強制切替機能」を搭載している。同機能は、占有しているパソコンがアイドル状態の場合のみ利用できる。

 対応OSは、Windows XP/Vista/7およびMac OS X 10.4/10.5/10.6。Windows Vista/7は64ビット版にも対応する。本体サイズは、約100mm(幅)x30mm(高さ)x80mm(奥行き)で重量は約112g。最大消費電力は約10Wとなっている。