総務省 関東総合通信局は2010年12月17日、総務省が東京スカイツリーへの放送局の無線設備の設置に向けた変更許可を、12月16日付けで日本放送協会(NHK)と在京民放5社(日本テレビ放送網とテレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョン)に対して行ったと発表した。
総務省は今回の変更許可に当たり、受信者保護の観点から、「東京スカイツリーへの移転によって生じる地上デジタル放送の受信者などへの影響について、周知広報の実施や相談窓口の設置、対策工事などの対策を実施すること」を各放送事業者への条件としている。
各放送事業者は東京スカイツリー竣工後(2011年12月予定)に、試験電波の送信を約1年間にわたり行う。2013年1月頃の本放送開始を予定している(図)。
なお、東京メトロポリタンテレビジョンとJ-WAVE、NHKのFMラジオ局も、東京スカイツリーへの移転を予定している。これらに変更については、「別途審査などを行う予定」(総務省関東総合通信局)としている。
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