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米Microsoftは現地時間2010年12月15日、検索エンジン「Bing」の機能拡充を発表した。ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）サイト「Facebook」との連携を強化したほか、地図検索や画像検索などに新機能を追加した。今後数週間で利用可能になる。
新Bingでは、10月に米Facebookと結んだ提携に基づき、Facebook内の友だちのおすすめを反映させる。Bingの検索結果にFacebook内の友だちが「like（いいね）」を付けたコンテンツが含まれている場合、どの友だちがそのコンテンツを気に入ったか分かるように表示する。
画像検索では、写真の内容を判断して関連するカテゴリーのタブを提示する。例えば、「Casablanca（カサブランカ）」を画像検索すると、画面上部に「Casablanca Movie（映画のカサブランカ）」「Morocco Casablanca（モロッコのカサブランカ市）」「Casablanca Flowers（花のカサブランカ）」などのタブを表示し、カテゴリー別に閲覧できる。左側のメニューを使って、色合いや構図によって画像をまとめることも可能だ。
地図検索では、地域の飲食店や販売店の内部を360度見渡せるパノラマ画像や、レストラン予約サイト「OpenTable」の店舗データへのアクセスを提供する。
チケット比較サイトの米FanSnapと協力し、スポーツ観戦チケットを検索すると、57のチケット販売サイトを比較できるようにもする。競技場の図で座席の位置と座席からの眺めを確認したり、周囲より安価な座席がハイライト表示されたりすることで、希望に合ったチケットの購入を容易にした。
