写真●「Orion NPM」の監視コンソール画面(ジュピターテクノロジーのデモサイトの画像)
写真●「Orion NPM」の監視コンソール画面(ジュピターテクノロジーのデモサイトの画像)
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 ジュピターテクノロジーは2010年12月10日、米国SolarWinds製のネットワーク性能監視ソフトの新版「Orion NPM v10.1」の販売を開始した。価格は、初年度のライセンス価格が49万5000円から(1年間のサポート費用を含む)。2年目以降の年間サポート費用は9万9000円からとなっている。

 Orion NPMは、ネットワーク上にあるサーバーやルーター、スイッチなどを自動検出して可視化し、性能の低下や障害につながる要因を監視するためのソフトウエア(写真)。帯域の利用状況やパケットロスの発生状況、遅延の値や変動状況などをリアルタイムに監視できる。

 新版では、米VMwareの仮想化環境の監視に対応する「仮想インフラストラクチャ監視」、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンからネットワーク性能を監視可能にする「スマートフォン監視ビュー」、SyslogのアラートやSNMPトラップメッセージなどネットワーク上の問題に関するすべての通知メッセージを集中表示する「メッセージセンター」などの新機能が加わった。