米Microsoftは米国時間2010年12月9日、Windows Phone 7用アプリケーション配布・販売サービス「Windows Phone Marketplace」の有償アプリ開発者に対する報酬支払いを2011年1月第4週から行うと発表した。また、開発者向けサービスとして各アプリのダウンロード状況レポートの提供を始めた。
Microsoftは、2010年10月時点で報酬支払いを2011年2月に開始するとしていた。2011年1月第4週に行う支払いの対象は、2010年10~12月にリリースされたWindows Phone 7用アプリケーション。それ以降は、毎月Windows Phone 6.xとWindows Phone 7用アプリケーションの売り上げを集計して支払う。
ダウンロード状況レポートでは、ダウンロード回数やユーザーの国などを調べることができ、有償アプリケーションについては報酬額などを確認できる。
またMicrosoftは、広告掲載用ソフトウエア開発キット「Microsoft Advertising SDK for Windows Phone 7」をアップデートし、ゲーム開発・実行フレームワーク「XNA Framework」ベースのアプリケーションに広告を入れられるようにした。これまで広告はSilverlightアプリケーションでしか配信できなかった。
Microsoftによると、Windows Phone Marketplaceに登録済みの開発者数は約1万8000人、アプリケーション数は約4000だという。