写真●ナノコネクトの「すーぱーどろいど君」
写真●ナノコネクトの「すーぱーどろいど君」
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  2010年12月1日から3日まで開催されている組み込み技術の総合展示会「Embedded Technology 2010」(ET2010)で、ナノコネクトがAndroid 2.2を搭載した多機能ロボット「すーぱーどろいど君」を展示している。(写真)。写真手前にあるAndroid端末Xperiaに遠隔操作用のアプリが入っており、Bluetoothを使ってすーぱーどろいど君に対して画面のタッチ操作で指示を送ることができる。

 指示できる内容は、移動(前進後退および左右回転)とジェスチャーによるあいさつ(「こんにちは」および「さようなら」)、すーぱーどろいど君が搭載するCCDカメラを使った写真の撮影など。撮影した写真は操作側のAndroid端末ですぐに確認できる。

 用途としては、会社の受付に設置して来訪者へのあいさつや受け付け業務を行ったり、介護現場での老人とのコミュニケーションをとったり、留守番や監視目的で使ったりすることを想定しているという。

 ナノコネクトでは、今後、すーぱーどろいど君に画像認識やテレビ電話などの機能も搭載していく予定。また、ユーザーの希望に応じてカスタマイズしたアプリの搭載も対応可能だとしている。