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iアプリ開発の達人に実機検証ノウハウを聞くオープン間近のiモード版ドコモマーケットへの登録のポイント2010年12月6日の「ドコモマーケット(iモード)」オープンに先立ち、11月19日、ドコモマーケットにiアプリを登録するための開発者向けマーケット管理システム「market BOX」がオープンした。開発者はこのmarket BOXで、iアプリを公開するための手続きなどを行うこととなる。 ドコモマーケット(iモード)は、これまで個人には開放されていなかったDX機能の一部や課金手段を提供。さらに審査期間を大幅に短縮するなど積極的に個人開発者を呼び込む施策を実施している。とはいえ、個人開発者にとって最後の難関が端末の実機による動作検証だ。iアプリが動作する端末は100機種以上あり、画面サイズや処理速度なども端末によって異なる。個人でできることには限界があるだろう。 そこで、iアプリなど多くのモバイルアプリの開発を経験している「開発の達人」に、開発者が知っておくべき実機検証の際の注意点や見逃せない点などを聞いた。
まず重要なのは「ターゲット端末」の絞り込み今回話を聞いたのは、テックファーム 技術調査室チーフの高橋直人氏、ANALOG TWELVE 取締役プロデューサーの涌波秀樹氏、ネイキッドテクノロジー VP 研究開発担当の野澤貴氏の3人。いずれもiアプリなどモバイルアプリ開発の最前線で活躍している面々だ。 iアプリの場合、手始めに最も重要となるのは想定端末。これに関しては三者三様の見解を示した。 「個人的には、DoJa(プロファイル)はもういいかな、と思っています。すべての端末に対応させたいという思いはありますが、実際に出回っている端末数などを考えると労力とのバランスが悪い。ダウンロードしたデータを保存したりするのは、やはりメモリー容量の多いStarプロファイル(2008年冬モデル以降)が有利です。Star1.0〜1.2対応の機種はまだまだ現役なので、まずはStar1.0の開発環境が安全でしょうか。ジャイロや角速度など、最新機能を使いたいならStar1.5で」(高橋氏) 「個人開発者の大きな想定端末の目安としては、メガアプリ(プログラム領域とデータ保存領域が合計最大1Mバイトになったiアプリ)以前と以後に分けられます。この線引きは重要じゃないでしょうか。FOMAシリーズだと(メガアプリ対応端末は)903i以降になります」(涌波氏) 「最近の端末で、問題なく動くからいいやと思ってしまうのは早計。904iや905iなどで挙動が違ってくるものも多い。単に遅いというレベルではない引っかかりが出てくるパターンもあったりしますからね。目安として、904iや905iシリーズできちんと動くのなら、最新の機種でも問題ないと思って検証をしています」(野澤氏) 903iシリーズ以降となると、2006年秋からのモデルが大まかなターゲットとなる。ただし、高橋氏のようにStarプロファイル対応、割り切って2年前の端末以降を対象にアプリを開発するという考え方もある。市場に実際に出回っている機種や端末台数については、「書店で入手できる『ケータイ白書』(インプレスジャパンが発行。現在はケータイ白書2011」が発売中)のようなデータ集からでも知ることは可能」(野澤氏)。まずは自らが開発したアプリの機能と自分の持っている端末での動作などを見極めながら、ターゲットを絞りたいところだ。
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