2010年11月26日にいよいよ発売となったNTTドコモのAndroidタブレット「GALAXY Tab」(SC-01C)。最新のAndroid 2.2を搭載し、高速なCPUと高精細な液晶を備えることから、現時点でのiPad対抗の本命候補とみなす人も多い。いわゆる「スマートフォンサイズ」ではないこうしたタブレット型Android端末がこれから国内で普及するのかどうか、それを占う意味でも重要な存在といえるだろう。
そんなGALAXY TabをITpro編集部で購入したので、さっそくファーストインプレッションをお届けしよう。これからしばらく使ってみて、使用感や活用法、気になる点などを随時報告していく予定だ。
電源オフからの再起動は25秒で完了
外箱は本体がピッタリ収まるサイズになっており、かなりコンパクト。箱だけなら普通のガラケーと大差ない。箱を開けるといよいよGALAXY Tabとのご対面である(写真1)。
本体を取り出して、表面の保護シートをはがし、右側面にある電源ボタンを押す。すると、すぐにおなじみのAndroid端末のホーム画面が表示された。試しに一度電源を完全に落としてから起動(コールドブート)してみたところ、ホーム画面が表示されるまでおよそ25秒だった(写真2)。起動はかなり高速だ。普段はスリープ状態で使うだろうからさほど意味はないが、速いのに越したことはない。