Foxit J-Reader 4.2の利用例。インタラクティブフォームになっていない記入欄にも自由にテキストを書き込める
Foxit J-Reader 4.2の利用例。インタラクティブフォームになっていない記入欄にも自由にテキストを書き込める
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 フォックスイットジャパンは2010年11月19日、無料のPDF閲覧ソフト「Foxit J-Reader 4.2」を公開した。特徴は、PDFファイルにテキストや図形などを自由に書き込めること。役所が配布する申請書類などの作成に便利だ。

 Foxit J-Readerは、米フォックスイットが提供する「Foxit Reader」の日本語版。Foxit J-Readerの新版バージョン4.2では、閲覧しているPDFファイルに、テキストや図形を自由に書き込めるようにした。

 例えば、通常は閲覧ソフトで書き込めない記入欄(インタラクティブフォームになっていない記入欄)にもテキストを書き込める(図)。役所が配布するPDF形式の申請書類は、インタラクティブフォームを用意していないことがほとんど。新版では、そういった書類の作成に役立つ。テキストを書き込んだPDFファイルは、そのまま印刷および保存できる。

 PDFファイルの特定の文章を強調したり、図形で囲んだりすることも可能。注釈や絵などを挿入することもできる。

 Foxit J-Reader 4.2は同社Webサイトから無料でダウンロードできる。対応OSは、Windows XP/Vista/7、32ビットと64ビットのいずれにも対応する。