米Googleは米国時間2010年11月15日、商品比較検索サービス「Product Search」の新機能「Local availability」を発表した。小売店での商品在庫をオンラインで確認できるようにする。

 米Best Buy、米Williams-Sonomaといった小売販売業者、米Epicorや米Oracleをはじめとするソフトウエアメーカーなど、70社以上と提携し、地域の店舗における商品在庫状況をProduct Searchの検索結果に反映させる。今週から順次利用可能にする。

 ユーザーは、目当ての商品を扱っている近隣の店舗を簡単に見つけ、どこに行けば購入できるか事前に在庫を確認できる。同機能は、モバイル向けショッピングアプリケーションの新版「Google Shopper 1.3」にも実装する。

 米Forrester Researchの調査によると、小売商品の購入は93%が実店舗で行われているが、そのうち46%以上はオンラインで実施した事前リサーチの影響を受けている。

 またGoogleは、ユーザーが実施した検索に応じて、同様のカテゴリー内で他のユーザーが閲覧している人気の新商品を紹介する機能「popular products」と、種類やメーカーなどの条件別に商品をまとめて閲覧しやすくする機能「aisles」も、今後数週間で追加する計画である。

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