写真1 7型液晶を搭載したタブレット端末の「LifeTouch」。OSはAndroid 2.1
写真1 7型液晶を搭載したタブレット端末の「LifeTouch」。OSはAndroid 2.1
[画像のクリックで拡大表示]
写真2 「離席センサ」が搭載されたビジネス向けパソコン「Mate タイプMG」
写真2 「離席センサ」が搭載されたビジネス向けパソコン「Mate タイプMG」
[画像のクリックで拡大表示]
写真3 電気自動車用のPOS連動急速充電システム
写真3 電気自動車用のPOS連動急速充電システム
[画像のクリックで拡大表示]
写真4 植物工場などで、栽培に必要なデータを監視する無線監視センサーシステム
写真4 植物工場などで、栽培に必要なデータを監視する無線監視センサーシステム
[画像のクリックで拡大表示]

 NECは2010年11月11日と12日の2日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2010」を開催している。テーマは「人と地球にやさしい情報社会へ。」。クラウドやデジタルサイネージ、宇宙関連技術など、同社の最新テクノロジーやシステムなどを展示し、セミナーも開催する。

 注目は、11月10日に商品化が発表されたばかりのタブレット端末「LifeTouch」(写真1)。標準モデルは、800×480ドット表示の7型ワイド液晶を搭載し、OSにはAndroid 2.1を採用。カメラ、GPS、加速度/地磁気/照度の各センサーを内蔵する。バッテリー駆動時間は約8時間。Webブラウザー、メール、写真・動画ビューワーなどのアプリケーションのほか、NECの手書き文字認識エンジン「楽ひら」などを備える。出荷は11月末から。主に企業の顧客向けサービスや業務での利用を想定しているという。

 パソコン関連では、10月4日に発売されたビジネス向けの「Mate タイプMG」も展示されている。特徴は「離席センサ」の搭載。利用者が席を離れるとセンサーが反応し、自動的にディスプレイをオフすることで、通常よりも約25%の消費電力を削減する効果があるという(写真2)。

 ほかには、セルフ給油機のような操作で電気自動車用の急速充電ができるPOS連動急速充電システム(写真3)や、植物工場などで栽培に必要な水位や湿度などの環境データを監視する、無線監視センサーシステム(写真4)などが展示されている。