JCBは2010年11月5日、商店街振興組合「原宿表参道欅会」と銀聯カードの加盟店舗拡大に向け協業すると発表した。JCBが、銀聯カードで決済するために必要な端末機の導入を支援する。2011年3月までに300店舗への導入を見込む。

 支援の対象は、原宿表参道欅会に加盟する飲食店やアパレル店など約800店舗。決済端末を導入した店舗では2011年1月から、JCBの決済ネットワーク経由で銀聯カードを使った支払いができるようになる。加盟店にとっては、個人観光ビザ(査証)の発給要件緩和を受け、今後さらに増えることが予想される中国人観光客を顧客に取り込める。

 JCBは2014年3月末までに、4万店の加盟店を獲得することを目標に掲げている。