ヤフーの子会社であるGyaOとUstream Asiaは2010年11月1日、アドネットワークにおける連携を同日に開始したと発表した。アドネットワークとは、当該サイト内の広告枠とパートナーサイトの広告枠を束ねてネットワーク商品化し、一括販売する広告商品のことである。

 今回のアドネットワークにおける連携により、GyaOに出稿する広告主は、要望に応じてGyaOとUstream Asiaの両サイト上に広告を表示することが可能になる。

 これらの広告は「プライムディスプレイ」と呼ばれるバナー広告で、ターゲティングユーザーの属性、エリア、行動、時間指定に合わせて効果的な広告を表示できる。GyaOにおいては各カテゴリ(映画、ドラマ、アジア、音楽など)のトップ画面や映像再生画面に広告が表示され、Ustream Asia においてはカテゴリ一覧に表示される。

 両者では、今後もインターネットでの映像配信視聴の普及とアドネットワークなどにおけるビジネスモデル構築のため、さまざまなサービスの拡充に取り組む方針という。

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