ブロードバンドセキュリティ(BBSec)は2010年10月27日、東急グループのケーブルテレビ会社であるイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)にWeb改ざん防止技術をOEM提供したことを発表した。

 BBSecがOEM供給を開始したのは、自社開発のWeb改ざん防止技術「Cracker Detect EXOCET」。OEM提供を受けるユーザーは、サービス名称を自社ブランドに変更し、既存ビジネスの付加価値サービス向上につなげることが可能という。

 イッツコムは、法人企業向けのセキュリティ強化を推進しており、サービス名称を「WEBディフェンス」として、ホスティング基本サービスを利用する法人企業向けの付加価値サービスとしての提供を2010年10月1日に開始した。

 イッツコムが提供するWEBディフェンスの初期費用は3150円で、月額料金は21000円である。FTPによるコンテンツのアップロードをリアルタイムに監視し、改ざんコンテンツ公開を未然に防ぐ「事前検知サービス」である。また、ウィルススキャン機能も実装しており、より安全な環境をユーザーに提供するという。

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