レコチョクは2010年10月22日、モバイル動画配信サービス「レコチョク動画ストリーミング」にて、ドラマを中心としたテレビ番組の取り扱いを拡大し、日本テレビ放送網とテレビ朝日の映像コンテンツの配信を同日に開始したと発表した。

 配信を開始したのは、日本テレビのドラマ「ハケンの品格」やテレビ朝日のアニメ「Peeping Life」などである。これに先立ち、2010年7月8日からフジテレビジョンが運営する「フジテレビ On Demand」の映像作品を、10月1日よりTBSテレビの「TBSオンデマンド」の映像コンテンツを配信している。

 レコチョクにはテレビ番組に対する関心が高い利用者が多く、「テレビを見ながらドラマ主題歌や番組内で紹介された楽曲をすぐに購入するケースが多い」(レコチョク)という。今回、テレビドラマやバラエティー、アニメを配信して、新たな映像配信利用者を開拓するとともに、レコチョクで配信しているテレビ番組関連楽曲の「着うた」や「着うたフル」を訴求することによる相乗効果を期待する。特に、テレビ放映したドラマを放送後1週間以内に配信する「見逃し配信」に力を入れて、よりテレビ放送と連動した販売を強化するとともに、様々なジャンルの映像の拡充を予定する。

 なおレコチョク動画ストリーミングは、NTTドコモの端末向けのサービスである。有料視聴期間はコンテンツごとに異なる。