写真●イーツとアイレットの展示ブースのようす
写真●イーツとアイレットの展示ブースのようす
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 2010年10月18~20日に開催しているITpro EXPO 2010展示会で、米Amazon Web Servicesの「Amazon EC2/S3」向け運用監視サービスを、イーツとアイレットの2社が紹介している。運用監視に人手をかけられない中小企業など向けに提供する(写真)。

 イーツのサービスは、リソース監視(CPU、メモリー、HDD)、pingやTCPポートの監視、HTTP/HTTPの応答監視を実施し、異常があればメールや電話で通知するというもの。1インスタンス当たり月額2000円程度と安価に提供することを検討している。HTTP/HTTPSの応答だけを監視する簡易版も提供する。サービス開始は2010年11月の予定である。

 アイレットのサービス「AWS+」は、Amazon EC2/S3自体の利用と、同社の運用監視サービスの利用をパッケージにしたもの。Amazon EC2/S3のサービスは、起動するインスタンス数やデータ転送量に応じて料金が変わるが、AWS+は月額固定の料金である。負荷が上昇すると最大7インスタンスまで自動で立ち上げて、負荷を分散する。

 ロードバランサーやバックアップのサービスも標準で提供する。これらのサービスの利用料金を月額固定にすることで、ユーザーが予算を組みやすくなる利点があるという。料金は月額2万円からだ。