写真●富士通の中堅企業向け会計SaaS「GLOVIA smart 会計 きらら」
写真●富士通の中堅企業向け会計SaaS「GLOVIA smart 会計 きらら」
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 富士通は2010年10月18~20日に開催中の「ITpro EXPO 2010」で、中堅企業向け会計SaaS「GLOVIA smart 会計 きらら」を展示した。一般公開したのは、これが初めて。きららは、10月1日に設立した富士通マーケティングを軸に新体制となった富士通の、中堅企業向けソリューションの目玉となるサービスである(関連記事)。

 仕訳入力画面はスマートクライアント技術で画面を生成し、ファンクションキーで「登録」「取り消し」「印刷」などが実行できる(写真)。「ベテランの経理担当者からは、すべてキーボードで作業したいというニーズが根強い。そうした担当者に使いやすくなるよう工夫した」(富士通)という。

 GLOVIA smart 会計 きららの月額利用料金は、1ユーザー当たり9800円から。従来の会計SaaSは個人事業主や中小企業を対象としたサービスが多く、中堅企業向けが少なかった。「従業員数300人規模を中堅企業と定義し、同規模の企業にとって使いやすい機能にした」(同)としている。