写真●NTTアイティが展示しているパソコンにリモートアクセスしたiPad
写真●NTTアイティが展示しているパソコンにリモートアクセスしたiPad
[画像のクリックで拡大表示]

 2010年10月18~20日に開催中の「Security Solutions&ERM2010」(ITpro EXPO 2010併催)で、NTTアイティは10月21日にサービスを開始する「マジックコネクトMOSサービス」を展示している。このサービスを利用すると、パソコンやiPad、iPhone、Android端末などを使って、社外から企業内のパソコンにリモートアクセスできる。

 会場では、iPadを使ってNTTアイティ横浜本社のパソコンにリモートアクセスする実機を展示している(写真)。展示中のiPadではリモートアクセスクライアントに市販ソフトの「iTap RDP Client」を利用している。iTap RDP Clientから、NTTアイティが運用するWindowsサーバーにリモートデスクトップ接続。さらにWindowsサーバーからNTTアイティの中継サーバーを介して、企業のパソコンにリモートアクセスする。

 クライアント端末から企業のパソコンまで2段階のリモートアクセスをすることになるが、「Windowsサーバーへの接続でワンタイムパスワード認証を使ってセキュリティを高めている。さらに中継サーバーを利用することで、企業のファイアウオールの設定変更を不要にしている」(説明員)という。

 サービスの初期料金は1アカウント当たり2万1000円。年間利用料は1アカウント当たり3万1500円。