写真1●Software Bladeの設定画面
写真1●Software Bladeの設定画面
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写真2●AppWikiで設定済みのアプリケーション一覧。それぞれのアプリケーションの通信の可否を設定が可能になっている
写真2●AppWikiで設定済みのアプリケーション一覧。それぞれのアプリケーションの通信の可否を設定が可能になっている
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 チェック・ポイント・テクノロジーズは、開催中の展示会「Security Solutions&ERM 2010」でUTMの設定画面から手軽にセキュリティ機能をオン・オフできる「Software Blade」を実演している。設定画面から利用したいセキュリティ機能だけを選ぶだけで有効になる(写真1)。

 Software Bladeは、2009年に発表したUTMのアーキテクチャー。UTMで使える各セキュリティ機能をブレードサーバー1枚に見立てて、一つのきょう体に複数の機能を必要なだけ追加できるイメージになっている。ただし機能によっては、有効にするためにライセンス料が必要になる。

 Software Bladeでは、新しい機能としてアプリケーションレベルのファイアウォール「AppWiki」が近々追加される見通し(写真2)。会場ではプレビュー版のデモを行っており、「この機能の展示は国内では初めてで、正式版は1~2カ月以内にリリースされる」(同社システム・エンジニアリング本部シニア・マネージャーの西野 謙一氏)としている。