トレンドマイクロは2010年10月18日、仮想マシン向けセキュリティ対策製品「Trend Micro Deep Security 7.5」を発表した。10月28日に出荷を開始する。

 同製品は、ヴイエムウェアのAPIである「VMware vShield Endpoint」を活用して仮想マシンのセキュリティ対策を実施する。仮想マシン上にウイルス対策のエージェントソフトをインストール。仮想アプライアンス内の検索エンジンやパターンファイルを使って仮想マシン上のウイルスを検出したり駆除したりできる。

 エージェントの「Deep Security エージェント」、仮想アプライアンスの「Deep Security Virtual Appliance」、管理ツールの「Deep Security マネージャ」で構成される。価格はDeep Security エージェントが1サーバー当たり8万4000円、Deep Security Virtual Applianceが1CPUソケット当たり23万円、Deep Security マネージャが1管理サーバー当たり237万5000円。Deep Security マネージャとDeep Security エージェント5個をセットにしたスターターパックを150万円で提供する。

 トレンドマイクロは1年間で5億円の販売を目標にしている。