写真●24ポートの「SWX2200-24G」(左上)と8ポートの「SWX2200-8G」(左下)。右側のルーター管理画面には、LANスイッチのVLAN設定を表示している
写真●24ポートの「SWX2200-24G」(左上)と8ポートの「SWX2200-8G」(左下)。右側のルーター管理画面には、LANスイッチのVLAN設定を表示している
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 有力ルーターメーカーのヤマハがLANスイッチ市場に参入した。ITpro EXPO 2010の展示会場では、同社が2011月2月に発売予定の初のLANスイッチ製品「SWX2200-24G」と「SWX2200-8G」が注目を浴びている。

 SWX-2200は、ギガビット・イーサネット対応のSNMP管理機能付きLANスイッチ。SNMPマネージャを用意しなくても、ネットワーク内のヤマハ製ルーターの管理画面で設定変更や監視・管理できるのが特徴だ。LANスイッチの設定情報はルーターに保存する。そのため故障などでLANスイッチを交換した場合でも、再設定の必要はないという。ヤマハ製ルーターのユーザーであれば、LANスイッチを個別に管理する場合に比べ、大幅に手間を省ける。

 SWX-2200を管理できるルーターは当初、ヤマハの「RTX1200」と「NVR500」の2機種に限定される見込み。SWX-2200の価格は、24ポートの「24G」が7万円前後、8ポートの「8G」が3万円前後になる見通しである。