写真1●エンディアンのUTMを利用した無線LAN接続サービス
写真1●エンディアンのUTMを利用した無線LAN接続サービス
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写真2●UTMの設定画面でアカウントを作成できる
写真2●UTMの設定画面でアカウントを作成できる
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 プラムシステムズは東京ビッグサイトで開催中の展示会「Security Solution & ERM 2010」で、来場者にエンディアンのUTMを使った無線LAN接続サービスを提供している。ユーザー名とパスワードの書かれた説明書を配布。来場者がスマートフォンやノートパソコンなどのWi-Fi機器で指定されたアクセスポイントに接続し、Webブラウザーを開いて説明書に書かれたユーザー名とパスワードを入力すると60分間インターネットに接続できる(写真1)。

 エンディアンはイタリアのUTMベンダー。同社のUTMは、LANに一時的に接続できるようにするホットスポット機能を搭載する。このホットスポット機能は、UTMの設定画面からユーザー名と利用可能期間を設定するとアカウントを作成できる(写真2)。レストランや喫茶店、ホテルなどの利用客に対するホットスポットサービスや、企業の来客者への一時利用サービスを想定したもの。

 ホットスポット機能を利用したユーザーは、LANに一時接続できるだけでなく、UTMによるセキュリティ機能も有効になる。会場内のサービスでは、一部のアダルトサイトへの接続をしゃ断するWebフィルタリングを確認できる。