インドの大手ITサービス会社、Infosys Technologiesは現地時間2010年10月15日、IFRS(国際会計基準)をベースにした2011会計年度第2四半期(2010年7~9月)の連結決算を発表した。売上高は14億9600万ドルで前年同期比29.6%増、前期比では10.2%増えた。税引き後純利益は3億7400万ドルで、前年同期から18.0%増加し、前期を14.7%上回った。米国預託株式(ADS)形式による1株当たり利益は0.65ドルになり、前年同期比16.1%増、前期比14.0%増である。

 Infosysは当期に27社の新規顧客を獲得した。従業員数が7646人純増し、9月30日時点の総従業員数は12万2468人になっている。

 同社は今後の業績見通しについても明らかにした。2011会計年度第3四半期(2010年10~12月)の売上高は前年同期比25.6~26.8%で成長し、15億4700万~15億6200万ドルの範囲になると予測する。ADS形式の1株当たり利益は同11.9~13.6%増の0.66~0.67ドルを見込む。

 2011会計年度通期(2010年4月~2011年3月)については、売上高を前年度比24.0~25.0%増の59億5000万~60億ドル、ADS形式の1株当たり利益を同10.4~12.2%増の2.54~2.58ドルと予測している。

[発表資料(PDF文書)]